津久見市議会 > 2010-12-22 >
平成22年第 4回定例会(第4号12月22日)

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  1. 津久見市議会 2010-12-22
    平成22年第 4回定例会(第4号12月22日)


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    平成22年第 4回定例会(第4号12月22日)   平成22年第4回津久見市議会定例会会議録(第4号)    ―――――――――――――――――――――    平成22年12月22日(水曜日)    ―――――――――――――――――――――議事日程(第4号)  平成22年12月22日(水曜日)午前10時開議  第 1 議案第83号から議案第102号まで及び意見第8号並び請願第3号      (委員長報告質疑討論表決)    (1)総務民生常任委員会    (2)建設文教常任委員会    (3)予算常任委員会  第 2 議案第103号及び議案第104号      (提案理由説明質疑委員会付託省略討論表決)    ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ―――――――――――――――――――――出席議員(16名)     1番      黒 田 浩 之 君
        2番      森 脇 千恵美 君     3番      金 只 昌 平 君     4番      宮 本 和 壽 君     5番      小手川 初 生 君     6番      髙 野 幹 也 君     7番      小 谷 栄 作 君     8番      知 念 豊 秀 君     9番      清 水 美知子 君    10番      石 田 哲 彦 君    11番      板 井 王 成 君    12番      成 松 裕 利 君    13番      岩 﨑   蒐 君    14番      西 村 徳 丸 君    15番      安 藤 康 生 君    16番      中津留 麒一郎 君    ―――――――――――――――――――――欠席議員(な し)    ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者     市長部局     市長          吉 本 幸 司 君     副市長         宇都宮   崇 君     秘書課長        塩 﨑 祐 二 君     総務課長(兼)     契約検査室長      宇都宮 雅 春 君     総務課主幹       石 井 達 紀 君     総務課主幹       山 本 芳 弘 君     まちづくり推進課長(兼)     合併推進課長      内 田 隆 生 君     税務課長        黒 木 章 三 君     市民生活課長(兼)     人権対策室長      岩 崎 幸 弥 君     環境保全課長      竹 田 光 徳 君     環境保全参事      薬師寺 博 昭 君     健康推進課長      塩 﨑 英 次 君     健康推進課参事     江 藤 善 文 君     会計管理者(兼)     会計課長        高 﨑 計 臣 君     上下水道課主幹     古 谷 修 一 君     福祉事務所長      増 田 浩 太 君     農林水産課長      川 辺 邦 彦 君     都市建設課長      原 尻 育史郎 君     都市建設課参事(兼)     土地開発公社事務局長  平 野 正 廣 君     消防長         谷 本 義 則 君     消防本部次長(兼)     消防署長        甲 斐 善 明 君     教育委員会     教育長         蒲 原   学 君     管理課長        幸   泰 秀 君     管理課参事       小 泉   裕 君     学校教育課長      仲 村 善 彦 君     生涯学習課長      小野崎   宏 君  監査委員     事務局長        軸 丸 重 信 君  選挙管理委員会     事務局長        (監査委員事務局長兼務)  農業委員会     事務局長        (農林水産課長兼務)  公営企業     水道課長        (上下水道課長兼務)            ────────────────── 〇議会事務局職員出席者        事務局長  木 許 政 春 君     主幹(兼)書記  宗   真 也 君          書記  宗   篤 史 君          書記  山 尾 真 理 君               午前10時00分 開議議長安藤康生君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおり定めましたので、御協力願います。 ◎日程第1 議案第83号から議案第102号まで及び意見第8号並び請願第3号 ○議長安藤康生君)  日程第1、議案第83号から議案第102号まで及び意見第8号並び請願第3号、以上一括議題といたします。  以上、各議案に関する委員長報告を求めます。  総務民生常任委員長。           ──────────────────             総務民生常任委員会審査報告書  本委員会付託事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。                   記  議案第83号 津久見放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例制定につ         いて                原 案 可 決  議案第84号 津久見職員退職手当に関する条例の一部改正について                原 案 可 決  議案第85号 津久見火災予防条例の一部改正について                原 案 可 決  議案第86号 津久見手数料条例の一部改正について                原 案 可 決  議案第87号 津久見国民健康保険税条例の一部改正について                原 案 可 決  議案第90号 平成22年度国民健康保険事業特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第95号 平成22年度老人保健事業特別会計予算補正について                原 案 可 決
     議案第96号 平成22年度津久見後期高齢者医療特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第97号 平成22年度介護保険事業特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第99号 津久見臨海観光交流施設設置及び管理に関する条例制定につい         て                原 案 可 決  議案第100号 津久見臨海観光交流施設多目的広場設置及び管理に関する条例          の制定について                原 案 可 決  平成22年12月14日                             総務民生常任委員会                             委員長 小手川 初 生           ──────────────────          〔総務民生常任委員長小手川初生登壇〕 ○総務民生常任委員長小手川初生君)  皆さん、おはようございます。  総務民生常任委員会は、去る12月14日に委員会を開会し、今期定例会において本委員会付託となりました審査事件について審査を終了いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。  議案第83号から議案第87号の各議案については、それぞれ質疑があり、答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号平成22年度国民健康保険事業特別会計予算補正については、基金残高等について質疑があり、答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第95号及び議案第96号については、審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号平成22年度介護保険事業特別会計予算補正については、委員から、保険給付費が大幅にふえたことについて質疑があり、執行部から、認定者数については、今年3月末と10月末現在を比較して69名ふえており、激増しています。それと同時に、1人当たりの利用料も増加しています。また、今年度は酷暑の影響からか、夏以降、申請件数が急激にふえており、年度途中でありながら前年を上回る伸びを示していますとの答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第99号及び議案第100号については、それぞれ質疑があり、答弁がありました。審査の結果、その内容も理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務民生常任委員会における経過概要と結果の報告を終わります。          〔総務民生常任委員長小手川初生君降壇〕 ○議長安藤康生君)  建設文教常任委員長。           ──────────────────             建設文教常任委員会審査報告書  本委員会付託事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。                   記  議案第88号 津久見水道事業給水条例の一部改正について                原 案 可 決  議案第91号 平成22年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算補正に         ついて                原 案 可 決  議案第92号 平成22年度奨学資金事業特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第93号 平成22年度簡易水道布設事業特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第94号 平成22年度公共下水道事業特別会計予算補正について                原 案 可 決  議案第98号 字の区域の変更について(大字千怒大字津久見)                原 案 可 決  議案第101号 区域内にあらたに生じた土地の確認について(大字長目字小楠屋地          先)                原 案 可 決  議案第102号 字の区域編入について(大字長目字小楠屋地先)                原 案 可 決  意見第 8 号 「包括的経済連携に関する基本方針」に対する意見書(案)                原 案 可 決  請願第 3 号 TPP参加反対する請願                不  採  択  平成22年12月14日                            建設文教常任委員会                            委員長  黒 田 浩 之           ──────────────────           〔建設文教常任委員長黒田浩之登壇〕 ○建設文教常任委員長黒田浩之君)  皆さん、おはようございます。  建設文教常任委員会は、去る12月14日に委員会を開会し、今期定例会において、本委員会付託されました審査事件について、審査を終了いたしましたので、その経過概要と結果について御報告いたします。  最初に、議案第88号については委員から質疑があり、それぞれ答弁がありました。審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第91号については、職員給減額について質疑があり、第二千怒土地区画整理事業計画どおり平成22年3月をもって終了したため、職員1名を減員したことによるものですとの答弁がありました。審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第92号及び議案第93号については、審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号については、分光光度計について質疑があり答弁がありました。審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第98号及び議案第101号、議案第102号については、現地視察を行い、現況を把握しました。審査の結果、その内容も十分理解できましたので、全員異議なく原案のとおり、可決すべきものと決しました。  次に、意見第8号については、修正案が提出され、その内容は、下記事項の1中の「損なわないよう対応」を「優先」に改め、下記事項の2を削除し、下記事項の3を2に改め、文中の「得られるまで十分な時間をかけて慎重に検討する」を「十分得られるまで協定の締結はしない」に改めるというものでした。採決の結果、修正案賛成少数により否決され、原案賛成多数により可決すべきものと決しました。  最後に、請願第3号については、TPPの問題は今の日本にとって大変重大な問題ではあるが、現時点で参加すること自体がノーであると結論づけるわけにはいかないと思うので不採択でお願いしたいとの反対意見がありました。また、他の委員から、TPP参加すれば、貿易自由化の方向に行かざるを得ないのは明らかなので、この請願賛成しますとの賛成意見がありました。採決の結果、賛成少数により、不採択とすることに決しました。  以上で、建設文教常任委員会における経過概要と結果の報告を終わります。           〔建設文教常任委員長黒田浩之君降壇〕 ○議長安藤康生君)  予算常任委員長。           ──────────────────             予算常任委員会審査結果報告書  本委員会付託事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。                   記  議案第89号 平成22年度一般会計予算補正について                原 案 可 決  平成22年12月15日                             予算常任委員会                             委員長 宮 本 和 壽           ──────────────────            〔予算常任委員長宮本和壽君降壇〕 ○予算常任委員長宮本和壽君)  皆さん、おはようございます。  予算常任委員長宮本です。当委員会は、今期定例会において付託されました、議案第89号、平成22年度一般会計予算補正について、去る12月15日委員会を開会し審査を行いましたので、その概要と結果の報告をさせていただきます。  本議案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億6,594万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ91億4,711万3,000円とするものです。審査において、委員より歳出の第3款、民生費子ども手当減額についての質疑が出され、担当課より、子ども手当制度改正出生数の減少に伴うことによる減額補正との答弁がありました。  また、第9款消防費で、夜間在宅当番医制委託料減額されているが、との質疑が出され、担当課より、夜間当番医制は6月から改正されたことに起因する減額補正であるとの答弁がありました。  次に、歳入審査において、委員より平成19年度より借り入れをしている退職手当債などの質疑が出され、それぞれ担当課より答弁がありました。  当委員会では、慎重審議の結果、本補正案について、その趣旨や内容を十分理解しましたので、全員異議なく可決するものと決しました。  以上、本予算常任委員会における、審査概要と結果についての報告とさせていただきます。            〔予算常任委員長宮本和壽君降壇〕 ○議長安藤康生君)  委員長報告は終わりました。  これより、各委員長報告に対する質疑に入ります。  ただいま行われました各委員長報告について、御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  これをもって、各委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  8番、知念豊秀君。              〔8番知念豊秀登壇〕 ○8番(知念豊秀君)  それでは、議案第87号津久見国民健康保険税条例の一部改正について、議案第90号平成22年度国民健康保険事業特別会計補正について、意見第8号「包括的経済連携に関する基本方針」に対する意見書(案)についての、3つの案についての反対と、それから請願第3号TPP参加反対する請願賛成討論を一括して行います。  議案第87号は、国保会計が赤字に転落することを見越した条例改定になっています。しかし、その内容をよく見ると、被保険者にすべての原因があるとは思えません。第1に生活習慣病罹患率医療給付費の増大は必ずしも一致するものではありません。むしろ、予防をしっかりせずに重症化してからでは、治療費が高額になってしまいます。少ない保健師では、人的配置医療機関との連携、市民に対するきめ細かな健康指導など、不十分です。ある自営業の方は「特定検診を受けたくても、時間が合わない」「受けたほうがいいことはわかっていても、仕事を休んでまで行く余裕はない」など、の意見がありました。行政は市民生活の実態を理解していないのではないでしょうか。市民の健康を守るのが仕事であると認識するなら、市民生活実態に合わせた検診の方法、健康指導を考え直す必要があると思います。  第2の問題点は、国の国保会計負担率が下がっていること、さらに一般会計から繰り入れが「財政安定化支援事業」などのように交付金算入額に市の負担額2割を加算していませんでした。津久見市はできることをしてこなかったと言えます。その額は平成4年から22年まで、推定で1億4,000万円になると思います。国庫負担分を以前に戻し、市の負担をそれぞれ繰り入れしていれば、値上げではなく3万円から4万円の値下げが可能だったのではないでしょうか。  第3の問題は、国保税収納率値上げに必要な不足額との関係では、初めから未納を想定しており、まじめに納めている人に未納者の分まで補てんさせようとするものであります。運営主体の市が責任を回避していることになるのではないでしょうか。そのため、国保納税者納税率が落ちると、落ちた分を上乗せ課税されることになり、自己負担分を超える税負担になります。一方的な連帯責任を負わされる矛盾が発生します。
     以上のことから、国保会計全般の見直しが必要と思いますので議案第87号及び議案第90号平成22年度国民健康保険事業特別会計補正については関連がありますので反対をいたします。  次に、意見第8号包括的経済連携に関する基本方針に対する意見書(案)について、反対討論を行います。  この意見書TPP参加を前提に、政府が閣議決定した包括的経済連携に関する基本方針に対する意見書案ですが、問題は政府方針に沿った意見書案であり、国内一次産業を中心とした関連産業の保護とは基本的方向が違います。既に大分県内6JAでつくる県農協農政推進本部県林業団体協議会県漁業協同組合県農業会議県農業共済組合連合会県土地改良事業団体連合会県酪農業協同組合の7団体が政府に怒りをもって抗議しています。関税撤廃による、影響額も約600億円を上回ると見込んでいます。世界の歴史の中でも既に、1860年代にイギリス自由貿易制度を取り入れた時代がありました。結果としてイギリスの小麦が1890年代に全滅しています。その教訓から、ヨーロッパでは輸入作物に関税をかけ、自国の食糧の保護を徹底しています。農林水産省の資料によりますと、スイスが52%で最も低く、フランスは111%、今回日本TPPに強力に巻き込もうとしているアメリカ、オーストラリアはそれぞれ124%、173%の自給率になっています。既にアメリカは遺伝子組みかえを推進し、今後訪れるであろう食糧危機をビジネスにするための布石を打っています。このようなことから、TPP参加すること自体、日本の将来を破滅に導く危険性があると思います。したがいまして、政府方針に追随することは同意できませんので意見書案反対し、請願第3号TPP参加反対することこそ、国民を守ることに通ずる道であることを確信し、請願第3号に賛成をいたします。              〔8番知念豊秀君降壇〕 ○議長安藤康生君)  ほかに討論はありませんか。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第87号、議案第90号及び意見第8号、請願第3号については、御異議がありますので、起立により採決いたします。  まず、議案第87号について採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決すべきものであります。本件委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。                 〔起立多数〕 ○議長安藤康生君)  御着席ください。起立多数であります。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第90号について採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決すべきものであります。本件委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。                 〔起立多数〕 ○議長安藤康生君)  御着席ください。起立多数であります。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。  次に、意見第8号について採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決すべきものであります。本件委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。                 〔起立多数〕 ○議長安藤康生君)  御着席ください。起立多数であります。よって、意見第8号は原案のとおり可決されました。  次に、請願第3号について採決いたします。  本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本請願採択することに賛成諸君起立を求めます。                 〔起立少数〕 ○議長安藤康生君)  御着席ください。起立少数であります。よって、請願第3号は不採択とすることに決しました。  次に、議案第83号から議案第86号まで、議案第88号、議案第89号及び議案第91号から議案第102号までの各議案については、それぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  御異議なしと認めます。よって、議案第83号から議案第86号まで、議案第88号、議案第89号及び議案第91号から議案第102号までの各議案については、それぞれ各委員長報告のとおり可決されました。 ◎日程第2 議案第103号及び議案第104号       (提案理由説明質疑委員会付託省略討論表決) ○議長安藤康生君)  日程第2、議案第103号及び議案第104号を議題といたします。           ──────────────────                付 議 事 件  議案第103号 平成22年度一般会計予算補正について  議案第104号 臼津広域連合規約の変更について           ────────────────── ○議長安藤康生君)  提案理由の説明を求めます。  吉本市長。              〔市長吉本幸司君登壇〕 ○市長(吉本幸司君)  ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第103号は、平成22年度一般会計予算補正についてであります。  今回の補正は、854万8,000円の追加でありまして、補正後の予算総額は91億5,566万1,000円となります。今回提案いたします補正予算は、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金の創設に伴い、県が国の交付金を活用して基金を設置し市町村に助成する事業でありまして、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンを接種する費用を計上しております。  本年度接種者は、子宮頸がん予防ワクチンは、中学1年生(13歳相当)から高校1年生(16歳相当)を、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンは、ゼロ歳から4歳の乳幼児を対象に全額公費負担で実施いたします。  議案第104号は、臼津広域連合規約の変更についてであります。  本件は、臼津広域連合議会の議員の定数及び関係市において選挙すべき臼津広域連合議員の定数の見直しに伴い、臼津広域連合の規約について変更を行う必要が生じましたので、議会の議決をお願いするものであります。  臼津広域連合は、平成9年9月に設立され、議員数は両市あわせて20人で推移してきました。同時期に設立された県下の広域連合は合併により解散していますが、現在県下で臼津と全県の市町村で構成しています後期高齢者医療に係る広域連合が存在しています。先般、広域連合長からの協議依頼があり今回の提案に至ったわけですが、両市の人口や議員定数の減、全国他の地域の状況を鑑み検討をしてきました。今後は、権限移譲等により、両市での事務の共同処理や全県で対応しなければならない問題もあろうかと思いますが、自治法の改正等を注視し慎重に検討していきたいと考えています。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。何とぞ、慎重に御審議のうえ、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。              〔市長吉本幸司君降壇〕 ○議長安藤康生君)  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  議案第103号及び議案第104号について、御質疑はありませんか。  6番、髙野幹也君。              〔6番髙野幹也君登壇〕 ○6番(髙野幹也君)  皆さん、おはようございます。議席番号6番の髙野です。  私はただいま上程されました議案第104号臼津広域連合規約の変更について、議案質疑を行いたいと思います。  先ほど市長の提案理由の説明の中にもありましたが、今回、臼津広域連合の議会の議員の定数を津久見市選出の分を10名から5名にという規約の変更であります。私は、この臼津広域連合議会の議員の定数の問題を検討するに当たり、やはり津久見市がこれからこの事業の広域化という部分について、どういうふうに取り組んでいくのか。またこの臼津広域連合という部分に対して、どのような役割を求めていくのか、その方向性をやはりきちんと出していただいた上で、この議員の定数問題を議論する必要があるのではないかというふうに思っておりますので、その津久見市の事業の広域化という部分と、臼津広域連合に取り組む姿勢、方向性について1回目の質問をいたしたいと思います。           〔6番髙野幹也君降壇質問者席着席〕 ○議長安藤康生君)  吉本市長。              〔市長吉本幸司君登壇〕 ○市長(吉本幸司君)  津久見市は、これまで臼杵市との合併を目指してきたわけですが、臼杵市も合併後のさまざまな課題解決に奔走しており、まだまだ津久見市との実質的な合併論議に踏み込める状況ではありません。また、民主党政権は、地域のことは地域に住む住民が決めるという地域主権の早期確立をめざしていますが、この中で地方自治法の一部改正をめざしており、その中で新たに複数の自治体で行政機関等の共同設置も可能となるなど、地域主権改革のより一層の推進を図ろうとしております。  臼杵市長とも話しましたが、今後は広域連合やこのような仕組みを活用して、両市の共同事務処理をさらに進めるなど、協力できることから進めながら、同じ圏域の運命共同体として将来的な合併についても検討していくことを確認しております。ただ、広域連合の枠組みでこれを協議するのか、地方自治法の新しい制度の枠組みで協議するのかは、これからの問題であります。国の方向としては、平成の大合併が進み、さらに大きな枠組みでの広域行政を目指しているようにあります。その例としては、後期高齢者医療制度見直しによる国保行政の県単位による広域化などです。大分県においても、消防の広域化などがありますが、このような流れも見きわめる必要があります。こういった部分も考慮しながら、これから臼杵市と協議しながら取り組んでいきたいと考えております。              〔市長吉本幸司君降壇〕 ○議長安藤康生君)  髙野幹也君。 ○6番(髙野幹也君)  はい、ありがとうございます。再度同じような確認の質問で申しわけないんですけども、先ほどの市長の答弁からすると津久見市としては事業の広域化という部分にも積極的に取り組んでいくし、とりわけ臼杵市に対して積極的に取り組みを行っていくということでよろしいですか。 ○議長安藤康生君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  先ほども答弁いたしましたように、今の広域連合の枠で、できるならそれでやっていき、また今、民主党政権の中で新しい取り組みが行われていますが、その枠組みが決まればその中でもやっていけると思いますので、まだこれから未知数でありますけれども、積極的に取り組んでいく所存でございます。 ○議長安藤康生君)  髙野幹也君。 ○6番(髙野幹也君)  以上で議案質疑を終わります。ありがとうございました。 ○議長安藤康生君)  ほかに質疑はありませんか。  これをもって質疑を終結いたします。  おはかりいたします。  議案第103号及び議案第104号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  御異議なしと認めます。  よって、議案第103号及び議案第104号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  議案第103号及び議案第104号について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、議案第103号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  御異議なしと認めます。  よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第104号について原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長安藤康生君)  御異議なしと認めます。  よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。 ○議長安藤康生君)  以上で、今期定例会の議事はすべて終了いたしました。  市長、あいさつをお願いします。              〔市長吉本幸司君登壇〕 ○市長(吉本幸司君)  平成22年第4回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今回の定例会に提案いたしました案件は、追加議案を含め、議案22件でありましたが、去る12月3日から20日間にわたり、議員の皆様方には本会議等において慎重に御審議を賜り、原案のとおり御承認をいただき、まことにありがとうございました。本事業につきましては、万全を期して事業を遂行してまいりたいと考えています。  本年を振り返りますと、この1年間も厳しい行財政状況の中、市政を円滑に進めることができましたのは、議員の皆様の御理解と御支援のたまものと、心から感謝を申し上げる次第であります。このような中、長年の懸案事項でありました、国道217号の平岩・松崎バイパスが、本年度より事業化され、あわせて水晶山の中を通る市道徳浦・松崎線バイパス事業も補助事業として着手する運びとなりました。この道路事業につきましては、周辺の鉱山跡地の再開発や活性化など期待される部分も大きく、市としても最重点事業の一つとして位置づけ、推進してまいりたいと考えております。  また、ゴールデンウィーク期間中の5月1日から5日までの「つくみマグロとイルカのフェスティバル」を開催し、市外・県外から予想を上回る1万5,000人もの方が来られ、大きな反響がありました。これから本格オープンの来年4月に向け、関係事業者との協議を重ね、全力で取り組んでいく所存でございます。  一方、平成22年度国の補正予算が先月26日に成立し、この中の子宮頸がんなどのワクチン接種を公費負担するための事業については、先ほど追加提案し、皆様の御賛同を賜り、ありがとうございました。また、この国の補正予算には、それ以外にも地域活性化交付金が新たに創設されています。この中には、きめ細かな交付金と住民生活に光を注ぐ交付金がありまして、現在、市の補正予算として提案できるよう精査を行っているところであります。今後、各課の事務事業が精査できましたら、補正予算として議会に提案していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  終わりになりましたが、今年も残すところあとわずかとなりました。議員皆様方におかれましては、輝かしい平成23年の新年を、御家族お揃いで健やかにお迎えいただきますよう祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。              〔市長吉本幸司君降壇〕
                 〔議長安藤康生登壇〕 ○議長安藤康生君)  平成22年第4回定例会の終了に際しまして、ごあいさつを申し上げます。  議員並びに執行部の皆様には、12月3日から本日まで20日間にわたり、極めて御熱心に御審議をいただき、本日無事に閉会の運びとなりました。心から感謝申し上げます。  御案内のとおり、地方自治体を取り巻く状況は依然として厳しく、財政問題を初め、教育、環境など複雑多岐にわたり、ますます深刻さを増しております。当市におきましても、厳しい状況の中、強力に行財政改革を推進しながら活力ある、安心・安全なまちづくりを目指して、事業推進をはかっておられます吉本市長を初め、執行部皆さんの御努力と、議員各位の御協力に深く敬意を表する次第であります。  本年も余すところわずかとなりましたが、皆様方におかれましては、御壮健で輝かしい新年を迎えられますよう、心から御祈念申し上げまして、閉会のあいさつといたします。           〔議長安藤康生君降壇(議長席へ)〕 ○議長安藤康生君)  これをもって平成22年第4回津久見市議会定例会を閉会いたします。              午前10時36分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。        津久見市議会議長        署名議員        署名議員...